ATMで定期預金から引き出しは可能か

定期預金からお金を引き出したいけど、ATMで引き出しはできる?

基本的に満期日を迎えるまでは引き出しができない金融商品である定期預金は、一見すると金融機関の窓口でしか取り扱えない、というイメージがあります。しかし、ATMで普通口座から預入や引出しをするのと同じように、定期預金においてもATMで操作ができるようになっています。

とは言っても、全ての操作がATMで出来るわけではありません。定期預金の取引の種類にも預入と引出しがありますが、ATMでの扱いはそれぞれ異なります。

まず、ATMで定期預金の預入はほとんどの金融機関で可能です。わざわざ窓口に行かなくても、定期預金用の通帳を持っていればATMから預け入れることができるのです。日中仕事などで忙しい人は、窓口の開いている時間に金融機関を訪れることはなかなか難しいでしょう。そんな人にとって、ATMはとても便利な存在です。

一方、ATMで定期預金の引出しはどうでしょうか。基本的に定期預金は満期日を迎えるか、解約をしないとお金を引き出すことはできませんが、ATMにて定期預金の解約手続きをするのは難しいと考えておいた方が良いでしょう。一部の金融機関では、ATMでも定期預金の解約ができるところもあります。しかし、その場合でも条件や制限、事前の解約申込などが必要になるのが一般的です。利用している金融機関でのルールがどうなっているのか、一度調べてみてください。

ATMでの預け入れはほとんどの金融機関で可能であるのに対し、ATMでの解約は一部を除いて手続きができないのは、ちゃんと理由があります。もしATMから簡単に解約できれば犯罪やミスに気づきにくい、相続問題などのトラブルを生む可能性がある、などの問題があるからです。預け入れはできるのに解約はできないのは少々不便に感じるかもしれませんが、そのような問題防止のためでもありますのでやむを得ませんね。

ATMで定期預金の解約手続きができる場合、定期預金のお金が普通預金の口座に振込まれることがあります。これは口座を開設する際に、「総合口座」の契約にしていた場合に多くあるようです。ですので、このようなケースは普通預金口座から引き出すことになります。

なお、総合口座になっている場合、普通口座に預けているお金以上に引き出せる場合があります。これは自動貸越サービスといって、定期預金からお金を引き出したつもりが、この自動貸越サービスになっていて定期預金を担保にお金を借りた、という扱いになっているのです。定期預金から引き出したお金を預け入れれば元に戻りますが、ATMでの操作は注意が必要です。分からない場合は何となく操作するのではなく、窓口や電話などで問い合わせてくださいね。