お金を貯めるために定期預金の仕組みを知る

普通預金に入れっぱなしは損!貯めたい人は定期預金の仕組みを知ろう

私たちはお金を手に入れたとき、銀行などの預金機関にお金を預けます。そのときは「とりあえず普通預金に」お金を預けていませんか? 普通預金とは、お金を預けるけれども、私たちが使いたいときはいつでもお金を引き出すことができます。ということは、預けたお金がいつ必要になるかわからなくても、私たちは安心してお金を預けることができますね。

しかし、普通預金だけにずっとお金を寝かせておくのは少々もったいない気がします。いつでもお金を引き出せる点においては、普通預金はとても便利です。ですが、もししばらくお金を使う予定の無い分だけでも「定期預金」に入れておけば、普通預金よりもお金を貯められるのです。

どういうことかというと、一般的に普通預金よりも定期預金の方が金利が高いからです。普通預金も定期預金も、私たちがお金を預け入れる代わりに、利子として少しだけお金を上乗せして返してくれるのです。定期預金とは普通預金と違って、いつでも私たちの好きな時にお金を返してもらうことはできません。1年定期ならば1年間など、決められた期日までは返してもらうことはできないことも、普通預金よりも利子が高いことと関係があるのです。

さらに定期預金の仕組みを見ていきましょう。定期預金には預ける期間と金額を自分で決めることができます。期間は、銀行にもよりますが、1ヶ月から最長で10年の定期預金があります。将来必要になりそうなお金の使い道を予想して、そのときに困らないように期間を決めましょう。

定期預金は基本的に、期間が長ければ長いほど、預け入れる額が多ければ多いほど、金利が高くなります。しかし、中には期間が長い定期預金なのに金利が低いところもあります。不安定な経済において、長期にわたって高い金利を払うことを約束するのは、銀行にとってリスクのあることからです。こんな場合もあるので、定期預金を考えている人は期間と金利をしっかりと確認するようにしましょう。

金利と一口に言っても、固定金利と変動金利があります。固定金利は預け入れの時点で満期までの金利が定められているので、満期で利子がいくら付くのか予測しやすいのがメリットです。一方、変動金利は一定期間ごとに金利が見直されます。その時の世の中の状況を見て見直されるので、金利が高くなることもあれば低くなることもあります。金利の付き方を踏まえて、定期預金を決める参考にしても良いでしょう。

満期や金利など、何やら難しそうな言葉が並んでいるために、定期預金は利用しにくいイメージがあるかもしれません。変に手を出して、せっかく貯めたお金を失うことになったら……と不安に思う人もいることでしょう。でも、待ってください。定期預金は投資ではありませんから、例え銀行の経営が破綻したとしても、あなたが預けた元本は1000万円まで、それにその利息は保証されるのです。ですから、定期預金は手堅くお金を貯めたい人にはもってこいですね。

ひとつ気をつけたいのが「中途解約」です。満期に到達する前に解約をすることを中途解約と言いますが、あらかじめ決められた期日の前に解約することは約束を破ってしまうことと同じです。そのペナルティとして、解約時期によって違いますが、定められていた金利が低くなってしまうことを覚悟しておかなければいけません。と言っても、元本が減るわけではないのでご安心ください。

「貯金を普通預金に入れっぱなし」は損だということをお分かりいただけたかと思います。定期預金を上手に利用すれば手堅くお金を貯めることができるので、まとまったお金を持っている人はぜひ利用してみてください。