定期預金は自動継続か自動解約どちらが得か

定期預金が満期になったら「自動継続」か「自動解約」どっちがお得?

定期預金は確実にお金を増やすことのできる、そして元金割れのない安全な商品です。定期預金のことを詳しく調べ、自分に最適な定期商品を申し込む際、満期日の設定や金利などの他にも大切なことを決めなければなりません。それは、満期を迎えた時に「そのお金をどうするのか」ということです。この時に選べる選択肢は二つ──「自動継続」と「自動解約」です。それぞれの特徴を知って、自分に合った選択ができるようになりましょう。

まず、自動継続の場合を見ていきましょう。自動継続とは、満期日が来たら同じ条件で自動的にその定期預金が更新されることです。同じ条件とはつまり、今までの定期預金が一年で満期を迎える商品であったとすると、もう一度一年ものの定期になります。ただし、金利は更新日のものになるので覚えておきましょう。

次に、自動解約の場合はどうでしょうか。自動解約は、満期日が来たら自動的に解約され、あらかじめ契約しておいた普通預金の口座に元金とその利息分の合計額が振り替えられるなどの対応となります。それで定期預金は終了してしまいますから、もう一度定期預金を組みたいと思った場合は自分で契約しなければなりません。

「結局はどちらが得なのか?」という疑問が出てくるかもしれませんが、それはケースバイケースです。定期預金のお金をしばらくの間使うことのない人のうち、新たに定期預金の手続きをする時間がない人や手続きが煩わしい人には、自動継続が最適です。逆に、その手間を惜しまない人はより有利な他の商品を探すことができますし、お金の使い道を考え直すこともできます。満期を迎えた時の自分を想像して、どちらがより都合が良いのかを考えてから選ぶようにしましょう。

もちろん自動解約と自動継続、どちらの場合でも気をつけなければならないことがあります。

自動継続の場合、満期日を忘れていたとしても自動的に継続されてしまいますから、解約したい場合は満期に合わせて自分で解約手続きを行わないといけないことです。また、更新日の金利が適用されるので、自動継続をした直後に金利が上がったとしても再び満期を迎えるまではどうすることもできないのです。もちろん中途解約はできますが、得策ではありません。

自動解約の場合も、満期を迎えたことを忘れたままで放っておくと普通預金の金利のままになってしまいます。満期日が近づいたら次の行動に移れるよう、自分で管理できることが必要なのです。