老後のたくわえには「元金成長型」定期預金

老後のたくわえには「元金成長型」の定期預金がオススメ

老後に向けてのたくわえのために、まず定期預金のことが頭に浮かぶのではないでしょうか。定期預金は商品によってはそれほど利子に期待できませんが、投資とは違い元本割れがありません。ですから、確実にお金を貯めたい場合には最適な預金方法ですね。

定期預金といっても、その種類は細部で異なっています。定期預金のことを調べると色々な用語が出てきますから、ややこしく思ったことはありませんか? どれも似たような言葉ですし、あまり上手くイメージできないものもあります。その中で、「元本成長型」という定期預金がありますが、一体どういったものなのでしょうか。

一言で言うと、元本成長型定期預金は「元利継続型」のことです。元のお金に付いた利子も加えて次回定期の元金として継続するということです。具体的に説明しましょう。年利2%で100万円を1年定期で預けると、1年後には2万円の利子がもらえます。これを元の元本100万円に足して、102万円を元本として次の定期を継続します。2年後には2万400円の利子が付き、さらに104万400円を元本として次の定期へ継続……といった調子になります。

ややこしいのが、「元本継続型」です。「元利継続型」と一文字しか違わないのですが、中身は全然違います。上記の例でいくと、1年後に2万円もらえるのは同じです。しかし、その利子は次回定期の元本には含まれず、元の元本100万円のまま継続されるのです。つまり、2年後の利子も2万円、3年後の利子も2万円……といったようにです。

上記の例でいくと1年ごとに2万円の利子が手元に残るのは嬉しいことですが、長い目で見ると「元利継続型」の方が、年数が経てば経つほど、もらえる額が大きくなっていくのがお分かりいただけるかと思います。僅かな差ではありますが、初めは小さく見えても、十年単位で考えると結果は一目瞭然でしょう。

以上のように、老後のたくわえを上手にしたいのであれば、元金成長型つまり「元利継続型」の定期預金がお得です。ただし基本的には、初めに設定する満期までの期間が長ければ長いほど高金利になるので、初めから継続を考えているのであれば元から長期の定期預金を利用した方が良い場合もあります。それは金融機関によっても違いますので、よく調べてから選ぶようにしてください。